Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」10月28日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は今期未勝利のEX風林火山・勝又健志(連盟)。5戦目の出場で、待望の初勝利なるか。
【中継】大和証券 Mリーグ 風林火山vsABEMASvs雷電vsPirates
勝又は2018年のリーグ創設からMリーガーとしてプレーし続け「軍師」の異名もすっかり定着した。安定した強さと確かな麻雀理論によって、同じプロ雀士から「先生」と呼ばれることもあるほど。今期は展開にも恵まれず結果が出ていないが、戦うごとに帳尻をあわせてくるのが真の実力者。快勝でマイナス分をまるっと返済するか。
昨期MVPの瑞原明奈(最高位戦)は今期、まだ2戦の出場だがトップ1回、2着1回と安定感は継続。新加入の2選手もMリーグ初勝利も挙げ、チームとしても一段落ついたところ。ここからはリーダー小林剛(麻雀連合)とともに、瑞原が一気にポイントを稼いでチームの負債をあっという間に消しにかかる。
TEMA雷電・黒沢咲(連盟)は今期4戦目。どん底だった昨期に比べ、リーグ序盤ながらチームが4位と上々の位置につけていることから、雰囲気もいい。のびのび打つほどに破壊力を増す黒沢だけに、前回の悔しい敗戦をバネにして“セレブ”らしい荒稼ぎが見られるか。
安定感抜群の首位・渋谷ABEMASの中でも、守備寄りの麻雀で落ち着いているのが日向藍子(最高位戦)。リスクを極力避けながら、少ないチャンスで加点し守り続けるというタイプは、高打点が飛び交うMリーグの中でも珍しい。チームは開幕から14戦連続ラスなしが続いているが、事故にあうことがなければ日向が記録を更新する確率はかなり高い。
【10月28日第1試合】
EX風林火山・勝又健志(連盟)個人23位 ▲73.9
渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)個人10位 +48.4
TEAM雷電・黒沢咲(連盟)個人13位 +20.6
U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)個人8位 +69.7
【10月27日終了時点での成績】
1位 渋谷ABEMAS +416.8(14/94)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +135.3(16/94)
3位 KADOKAWAサクラナイツ +118.5(16/94)
4位 TEAM雷電 ▲31.7(14/94)
5位 EX風林火山 ▲74.8(14/94)
6位 U-NEXT Pirates ▲95.2(14/94)
7位 セガサミーフェニックス ▲143.8(16/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲325.1(16/94)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





