軍師は勝って兜の緒を締めた 勝又健志、今期5戦目で強運活かし待望の初勝利「しっかり勉強し直さないと」/麻雀・Mリーグ
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 ようやく“采配”が良い方向へと向いた。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」10月28日の第1試合、今期ここまで4戦して未勝利だったEX風林火山・勝又健志(連盟)が初トップ。試合後は喜びよりも反省点を多く口にした軍師は、早くも今後の展開を見据えていた。

【映像】勝利を引き寄せた裏ドラ3枚の親跳満

 この試合はTEAM雷電・黒沢咲(連盟)、渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)、U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)、勝又の並びでスタート。勝又は東1局から連続でリーチをかけて、積極的に先手を取ろうとする。チャンスが実ったのは東4局、7巡目に先制リーチをかけると、これをツモってリーチ・ツモ・ドラ・裏ドラ3の1万8000点を入手した。

 南1局は日向のダマテンに飛び込み5200点の放銃、これでトップから陥落するも、南3局に瑞原からダブ南・赤の3900点をアガって再逆転、南4局の親番では3900点のツモアガリでさらにリードを広げ、同1本場は黒沢のアガリを見届けてゲーム終了、今期初トップを飾った。解説を務めていた土田浩翔(最高位戦)は「全ては勝又の手のひら(の上)で」と、その内容を絶賛した。

 昨期以来、久し振りの勝利者インタビューだが、勝又は「圧倒的なラッキーに助けられて…。内容は今期一番良くなかった。嬉しさ半分、この後しっかり勉強し直さないとな、という思い半分という感じです」と、浮かれる様子は一切なし。東4局の親跳満を振り返ると「嬉しいな、と思いました」とここで白い歯を見せた。

 「1週間に1トップを取りながら、ラス0回で、来週にはプラマイゼロに戻せるようにまたみんなで頑張っていきたい」と語り、力強く拳を上げ、ファンからは「勝又復活おめ」「トップおめでとう!」「強かったわ、さすが」と声援が寄せられた。

 内容には不満が多いとしたものの、それはあくまで高水準のこと。頼りがいのある軍師の初トップで、チームは追い上げ体制に入った。昨期はファイナル進出を逃し、今期は負けが許されない。すでに実力は十分認められている男が、チームを守るため、そして2度目の優勝を果たし、昨期のリベンジを果たすため、冷静に采配を振る。

【第1試合結果】

1着 EX風林火山・勝又健志(連盟)4万2400点/+62.4
2着 渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)3万3600点/+13.6
3着 TEAM雷電・黒沢咲(連盟)1万8200点/▲21.8
4着 U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)5800点/▲54.2

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

【映像】勝利を引き寄せた裏ドラ3枚の親跳満
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【映像】裏ドラ3枚乗っての跳満に凍りついた黒沢、日向、瑞原の女性選手3人
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【映像】日向藍子の「ちゅも」に聞こえるツモの発声
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