Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」11月1日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は首位を快走する渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)。チームは開幕以来、16戦連続でラスなしを継続中。ポイントでは早くも+400を超えている中、さらに後続との差を広げるか。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvsサクラナイツvsABEMASvs雷電
「トップが偉い」と言われるルールにおいても、やはりラスを引かないという安定感は強い。守備的な麻雀が特徴的な日向だが、リードした展開になればそれがさらに光る。仮にトップを奪われても2着に食い下がる粘り強さも持っており、安心して試合に送り出せる選手だ。
安定感という意味ではKADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)も、優れた選手の一人。攻撃、守備、どちらかに特化するわけではなく、バランスのよさで他の強豪と渡り合っており、腹を括った時の強さもある。年々エース、リーダーとしてのたくましさも身に着けており、チーム最年長選手としてさらに太い柱を目指す。
チームが生まれたころには“選手兼監督”も務めていたTEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)だが、今年は一人のプロ雀士として集中し、それが好結果につながり始めている。オフ期間の他大会でつけた勢いを、うまくMリーグに持ち込めたこともあり「強い瀬戸熊」が戻ってきた。今日は親番での連荘がどれだけ続くのか。
今回の第1試合で、一番頑張りたいのが赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)。配牌の悪さなど不運が続き、チームは最下位に沈んでいる。実力者が揃っていることは自他ともに認めるところだが、目先の数字も気になるところ。期待値を超えるものを求められる今期、村上の熱さで確率を突き破りたいところだ。
【11月1日第1試合】
赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)個人22位 ▲43.7
KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)個人11位 +30.1
渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)個人9位 +62.0
TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)個人8位 +64.8
【10月31日終了時点での成績】
1位 渋谷ABEMAS +432.6(16/94)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +147.8(18/94)
3位 KADOKAWAサクラナイツ +118.5(16/94)
4位 EX風林火山 +14.8(18/94)
5位 TEAM雷電 ▲76.3(16/94)
6位 U-NEXT Pirates ▲129.4(18/94)
7位 セガサミーフェニックス ▲182.9(18/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲325.1(16/94)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





