Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」11月3日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は今期、開幕当初から好調に戦うKADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳（連盟）。4戦2勝ラスなしと絶好調な“サクラ姫”が、秋から満開になるか。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvs風林火山vsサクラナイツvsPirates
岡田は昨期、初勝利がリーグ初めて越年になるほど厳しい逆風が吹きつけたが、今期は開幕早々に初勝利を挙げると、順調に2勝目を挙げた。スロースターターどころかスタートダッシュに成功し、個人ランクでもトップ10入りを果たしている。桜の季節は春だが、それを待たずにどんどん咲き誇りたい。
U-NEXT Piratesの仲林圭（協会）は、今期からMリーグに参戦したが、初勝利も挙げて改めてMリーガーの仲間入りを果たした。業界内の評価が高い選手でもあり、実力がそのまま出れば上位にランク入りすることも十分考えられる。強気なコメントも、さらに勢いを増すことだろう。
赤坂ドリブンズの園田賢（最高位戦）は、チーム最多の7試合の出場となる。ここまで6試合ではトップ1回で、これがチーム唯一の勝利。18戦で1勝という大ブレーキで、チームのマイナスポイントが400近い。まずは2勝目を挙げないことには、反撃のきっかけもつかめない。園田の“魔法”で、新たなスタートが切れるか。
全32選手の中でも、かなり苦しいのがEX風林火山・二階堂亜樹（連盟）。4戦して2着1回で、ラスが3回。個人順位も31位と、本来望まれている結果には程遠い。姉の二階堂瑠美（連盟）が踏ん張っている中、女流雀士の第一人者として卓上を自由に舞っていたころを取り戻せるか。
【11月3日第1試合】
赤坂ドリブンズ・園田賢（最高位戦）個人28位 ▲100.9
EX風林火山・二階堂亜樹（連盟）個人31位 ▲135.1
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳（連盟）個人7位 ＋85.8
U-NEXT Pirates・仲林圭（協会）個人22位 ▲71.5
【11月1日終了時点での成績】
1位 渋谷ABEMAS ＋458.4（18/94）
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ＋147.8（18/94）
3位 KADOKAWAサクラナイツ ＋103.2（18/94）
4位 EX風林火山 ＋14.8（18/94）
5位 TEAM雷電 ▲26.0（18/94）
6位 U-NEXT Pirates ▲129.4（18/94）
7位 セガサミーフェニックス ▲182.9（18/94）
8位 赤坂ドリブンズ ▲385.9（18/94）
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合（全188試合）。上位6チームがセミファイナルシリーズ（各20試合・全30試合）、さらに上位4位がファイナルシリーズ（16試合）に進出し、優勝を争う。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
