将棋の棋王戦コナミグループ杯は11月3日、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)と佐藤天彦九段(34)が挑戦者決定トーナメントの対局を行っている。ベスト4には、藤井竜王と同じ20歳の気鋭・伊藤匠五段も進出。ABEMAの中継に出演した三浦弘行九段(48)は、今年のABEMAトーナメントをともに戦ったチームメイトだが、「実は怒っているんです」とまさかの“告白”を茶目っ気たっぷりに語った。
伊藤五段は、2020年10月に17歳で四段昇段。デビューから高い勝率を誇り翌年の新人王戦で優勝を果たすと、同年度の将棋大賞新人王、勝率一位賞を獲得した。第4回ABEMAトーナメントでは藤井竜王からドラフト指名を受け、初出場で初優勝。藤井竜王と並び、チームの勝ち頭として、ベテラン強豪勢から次々に勝利を挙げた。今年行われた第5回大会では、三浦九段から指名を受けてチーム入り。予選を突破し本戦に進出したものの、期待が寄せられた伊藤五段の不発で1回戦敗退を喫した。
そんな中、2022年度の公式戦では大爆発。これまでに24勝9敗で勝率は0.7272。各棋戦での上位進出はもちろん、棋王戦コナミグループ杯では初のタイトル挑戦を視界にとらえるベスト4に進出した。11月5日には勝者組決勝進出を目指し、将棋界のレジェンド・羽生善治九段(52)と戦う。
そんな伊藤五段に、三浦先生は「怒っているんです」とまさかの一言。「違う棋戦で勝っているのに、ABEMAトーナメントではちょっと…。怒っているんです」と続けた。この拗ねたような茶目っ気たっぷりの三浦九段の表情に、視聴者は「みうみうかわいい」「ぼやきやんw」「オコかわええ」「みうジョークきたw」「オコだった」「拗ねてるww」「たっくん愛w」「みうみうかわいすぎた」と爆笑。ともに中継に出演した高野智史六段(29)は「これからの将棋界で活躍される方ですからね」とフォローを入れていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)