Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」11月7日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は今期からMリーグに参戦し、早くも活躍し始めているU-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)。爽やかなルックスながら、卓上ではバチバチに攻め立てる“戦闘民族”が、今夜も強気の打牌を貫くか。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvsサクラナイツvs雷電vsPirates
地元愛知に愛する家族を残し、単身赴任でMリーグに参戦している鈴木は、自他ともに認める攻撃的な麻雀を見せている。攻めるか守るか時間をかけて悩みたいところでも、潔く攻めに出るシーンが多く、ファンの心を掴んでいる。展開次第では大勝ちも期待できる、これまでのパイレーツにはいなかったタイプの選手だ。
同じく今期からMリーグ入したKADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)は、とにかく早く初勝利が欲しい。公式解説を務めていた際のトークで高い雀力は証明済み。ここまでの6試合でも、あと少しで勝利というところまで近づいたこともあった。開幕から1カ月、そろそろファンに向けて、決めポーズとともに勝利報告を届けたい。
5年目のシーズンでも、変わらず華やかな麻雀を続けているのはTEAM雷電・黒沢咲(連盟)。チームは開幕から常にリーグ中段に位置し、日によって順位が変わるが、一気に転がり落ちた昨期とは違い、しっかりと戦いの中に参加できている。そろそろ黒沢による“セレブ”らしい大爆発で、チームも上位進出を狙いたい。
94戦中20戦を終えたところで、まさかの最下位になっている赤坂ドリブンズ。まだ先は長いとはいえ、7位にも離されての8位は、なんとも気持ちが落ち着かない。先日、園田賢(最高位戦)が久々に勝利を持ち帰ったばかりで、鈴木たろう(最高位戦)もこの勢いにうまく乗りたいところ。ドリブンズが浮上するほど、リーグ全体もおもしろくなる。
【11月7日第1試合】
赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)個人27位 ▲95.3
KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)個人28位 ▲117.6
TEAM雷電・黒沢咲(連盟)個人21位 ▲38.9
U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)個人14位 +25.8
【11月4日終了時点での成績】
1位 渋谷ABEMAS +446.3(20/94)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +168.7(20/94)
3位 KADOKAWAサクラナイツ +8.2(20/94)
4位 EX風林火山 ▲3.7(20/94)
5位 TEAM雷電 ▲28.3(20/94)
6位 U-NEXT Pirates ▲50.0(20/94)
7位 セガサミーフェニックス ▲189.4(20/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲351.8(20/94)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





