将棋の第35期竜王戦七番勝負は11月8日、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)と広瀬章人八段(35)が京都府福知山市の「福知山城 天守閣」で第4局の対局を行っている。本局は藤井竜王の先手番で、戦型は「角換わり」となった。
【中継】第35期 竜王戦 七番勝負 第四局 1日目 藤井聡太竜王 対 広瀬章人八段
穏やかな錦秋の光が降り注ぐ対局場。第4局は、街中を眼下に見渡すことができる福知山城の天守閣で行われている。藤井竜王の先手番で始まった本局は、「角換わり腰掛け銀」の戦型に。これまでの3局では広瀬八段の深い研究が注目を集めていたが、本局では藤井竜王の研究手か、後手の用意を避けるように歩を突いた。対局1日目の昼食休憩の時点ですでに前例を離れ、中盤の難所を迎えている。
シリーズはこれまでに藤井竜王の2勝、広瀬八段の1勝で推移。藤井竜王が先手番で初防衛に王手をかけるか、4期ぶりの復位を目指す広瀬八段が追いつくか。福知山城対決を制し、凱歌を揚げるのはどちらか大きな注目が集まっている。
持ち時間は各8時間の2日制。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太竜王 「肉のまち福知山特選牛すき焼き定食」、「福知山産小麦が香る黄金麦茶」(冷)
広瀬章人八段 「福知山産鬼そば2種と天ぷら7種」、「福知山産ゆずたっぷりゆず茶」(温)
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太竜王 6時間19分(消費1時間41分)
広瀬章人八段 6時間47分(消費1時間13分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)