ド派手な風貌とは裏腹に繊細な麻雀も得意とするEX風林火山の松ヶ瀬隆弥（RMU）は、元調理師で料理の腕前も一流だ。そんな松ヶ瀬は先日、鮭をさばいて自家製のいくら醤油漬けを製作。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」11月8日の第1試合に登板したチームメイトの勝又健志（連盟）は試合前に、そのいくら醤油漬けを使用した「いくらチャーハン」を食べたそうだ。
実況の松嶋桃（協会）や解説の朝倉康心（最高位戦）が、それについて言及したのには理由がある。このところ、松ヶ瀬特製のいくら醤油漬けを食べた選手は好成績を残しており、松ヶ瀬自身もTwitterで「我が家のいくらがヤバすぎる」とつぶやくほど。はたしてご利益はどれだけのものかと興味が集まる中、序盤は鳴りを潜めた勝又が、東3局で満貫・8000点（＋900点、供託1000点）をアガると、続く親番の東4局ではドラの四万を暗刻にした型でリーチをかけた。
既に下家であるKONAMI麻雀格闘倶楽部の高宮まり（連盟）もリーチをしており、勝又の待ちは山に1枚、高宮は山に2枚と不利な状況。だが、その1枚は一盃口も付く高目のアガリ牌であり、それを次順で見事に手繰り寄せると、点数はリーチ・一発・ツモ・一盃口・ドラ3の跳満・1万8000点（供託1000点）まで急騰した。この鮮やか且つ破壊力抜群の攻撃には、思わず松嶋も「いくらチャーハン！」と絶叫。このまま勝又は逃げ切りで勝利を決めただけに、この幸運フードは関係者やファンの間で、さらに注目度が爆上がり中だ。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合（全188試合）。上位6チームがセミファイナルシリーズ（各20試合・全30試合）、さらに上位4位がファイナルシリーズ（16試合）に進出し、優勝を争う。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
