「選手の思い、人柄も含めて応援してほしい」母の死を抱えて戦った選手に解説者もらい泣き ファンも「いいこと言う」「そのコメントで泣いた」/麻雀・Mリーグ
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 髪を黒く染めたのは、最愛の母の死がきっかけだった。その理由をセガサミーフェニックスの東城りお(連盟)が試合後のインタビューで告白すると、解説の朝倉康心(最高位戦)は涙で頬を濡らした。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ」11月8日の第2試合では、東城が今期2勝目。「めちゃくちゃ嬉しい」と笑顔を爆発させたものの、心の中では先日に他界した母のために「絶対にトップを取る」と誓っていたそうで、リポーターから黒髪について触れられた瞬間に感情が抑えきらなくなったのか、「すごい、ずっとみんな心配してくれていたので、トップを取ることができてよかったです」と大粒の涙を浮かべた。

【映像】インタビュー中に号泣する東城りお

 Mリーガーは試合の都度、神経をすり減らしているだけでなく、注目される分、戦いぶりや発言に対しても賛否両論が飛び交い、メンタル面で苦労する選手も少なくない。昨年までU-NEXT Piratesに所属した朝倉も同様で、常々、大きなプレッシャーと対峙していた。それだけに、東城が母の死を抱えながら戦っていたことを試合後のインタビューで知ると、涙を浮かべながら「選手はいろんな思いを背負って一生懸命戦ってますので」とコメント。「思いも含めて、選手の人柄も応援してあげてほしいなと思います」と続けると、実況の松嶋(協会)も「麻雀はゲームそのものも面白いですけど、人間ドラマが詰まっています」と納得し、ファンからも「アサピン、人間味があっていい」「朝倉さん、いい人」「いいこと言うやん」「そのコメントで泣いた」などと多くの投稿が寄せられた。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

【映像】大粒の涙を流しながら亡き母に勝利報告する東城りお
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【映像】インタビュー中に号泣する東城りお
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