Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」11月10日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目はKADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)と渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)の対決。ともにライバルと認め合う2人のバトルが実現したが、勝利者インタビューで高笑いできるか。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvsサクラナイツvsABEMASvsフェニックス
堀は昨期、チームの初優勝に大きく貢献した実力者。派手な高打点、鉄壁な守備という特徴よりも「自然に強い」という総合力の高さが光る。今期も開幕直後は少し結果につながらなかったが、気づけばしっかり個人ポイントもプラスに戻し、着々と定位置の上位ランクに近づいている。ファンもうならせる「至極の一局」は生まれるか。
白鳥も、特化型ではなくバランス型。“供託泥棒”と呼ばれることもあるほど、状況に応じた打ち方をこなすことができる器用なタイプだ。インタビューでは、ユーモアも交えながら名指しでライバル心を剥き出しにするが、堀もそのターゲットの一人。直接対決を制してのインタビューなら、さらに舌も滑らかになる。
総合力では女性選手No.1とも言えるのがセガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)。過去にはMVPを獲得したこともあり、男女通じてトップ選手であることは既に結果で示している。男女問わず活躍できる麻雀という競技への愛も強く、技術でも気持ちでもハイレベルな卓で堂々と渡り合う。
とにかく少しでも戦いに参加したいのは赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)。チーム全体でなかなか勢いがつかず、リーグ最下位に落ち込んでいるだけに、とにかく園田賢(最高位戦)に続くチーム2人目の勝利を手にしないことには、前に進めない。力強く「リーチ」の声を試合会場に響かせて、前へ前へと進みたい。
【11月10日第1試合】
赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)個人27位 ▲128.0
KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)個人11位 +49.5
渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)個人6位 +87.9
セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)個人15位 +27.7
【11月8日終了時点での成績】
1位 渋谷ABEMAS +403.8(22/94)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +110.8(22/94)
3位 TEAM雷電 +79.0(22/94)
4位 EX風林火山 +26.9(22/94)
5位 KADOKAWAサクラナイツ ▲22.7(22/94)
6位 U-NEXT Pirates ▲74.1(22/94)
7位 セガサミーフェニックス ▲119.6(22/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲404.1(22/94)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





