Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」11月11日の第1試合に出場する4選手を発表した。この試合には今期の個人成績がプラスと好調な4人が集結。自分のため、チームのため「1」が4つ並んだこの日に、気持ちのいいトップを取るのは誰だ。
【中継】大和証券 Mリーグ 風林火山vs麻雀格闘倶楽部vs雷電vsPirates
4人の中で最も成績がいいのは、KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)。開幕日にいきなり役満・四暗刻をアガるなど、昨期のデビューイヤーに負けないインパクトを出している。高打点が目立つこともあるが、引くと決めたらスパッと諦める決断のよさが光る。その分、無筋を打ち抜いてきた時には、対戦者の間にも緊張が走る。
昨期は大苦戦だったTEAM雷電・本田朋広(連盟)だが、今期は本来の姿を取り戻しつつある。早い段階でトップを取れて一安心したのか、腕が縮むことなくしっかりと勝負に参加できている。仮にトップが取れればチームはリーグ2位に浮上。上の方からリーグを見下ろす感覚を味わってみたいことだろう。
昨期のMVP、U-NEXT Piratesの瑞原明奈(最高位戦)もきっちりプラスを確保。昨期の大活躍により飛躍的に注目度を上げており、応援するファンも急増。メディア露出も増え、Mリーグの新たな看板選手として定着してきた感もある。ママ雀士として「戦う女性・働く女性」に勇気を与える一打を目指す。
EX風林火山・二階堂瑠美(連盟)は今期4戦してトップ2回、ラス2回。実にわかりやすい成績になっているが、トップのポイントが大きいMリーグルールの影響もあり、個人成績はプラスだ。直近、坐骨神経痛で試合を欠場した大会もあったが、Mリーグでは久々の登場。コンディションはどこまで整っているか。
【11月11日第1試合】
EX風林火山・二階堂瑠美(連盟)個人15位 +10.9
KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)個人7位 +75.9
TEAM雷電・本田朋広(連盟)個人10位 +62.0
U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)個人13位 +15.5
【11月10日終了時点での成績】
1位 渋谷ABEMAS +480.2(24/94)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +110.8(22/94)
3位 TEAM雷電 +79.0(22/94)
4位 EX風林火山 +26.9(22/94)
5位 U-NEXT Pirates ▲74.1(22/94)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲122.0(24/94)
7位 セガサミーフェニックス ▲155.4(24/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲345.4(24/94)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





