久しぶりの登板、そして大トップ。嬉しさに笑顔がはじけた。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」11月11日の第1試合は、U-NEXT Pirates・瑞原明奈（最高位戦）が7万点超の大勝。試合後は、普段は見せないプチガッツポーズも飛び出した。
この試合はEX風林火山・二階堂瑠美（連盟）、KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗（連盟）、TEAM雷電・本田朋広（連盟）、瑞原の並びで開局。瑞原は東2局、678の三色同順含みの手をテンパイして即リーチ、これを本田から一発でアガり、リーチ・一発・タンヤオ・平和で8000点を手に入れた。
これでペースを掴んだか、瑞原は東4局、11巡目に高目が一気通貫、ドラが雀頭で赤もある超大物手をテンパイする。あまりに高すぎる手、また7筒が多く見えていることから慎重にダマテンとしたが、事態は急変。伊達、本田から立て続けにリーチがかかると、瑞原も意を決してリーチと打って出た。するとまたもや本田が4筒を一発キャッチ、瑞原はリーチ・一発・平和・一気通貫・赤・ドラ2、きっちり8翻の親倍満、2万4000点を完成させて、1人突き抜けたトップ目に立った。
南4局1本場、親の瑞原は「稼げるだけ稼ごう」という気持ちで積極的に仕掛け、發・中・ドラ2の親満貫でさらに加点。終わってみれば7万点を超えた特大トップで、今期2勝目を挙げた。解説の藤崎智（連盟）はこの勝利を「完勝という感じじゃないですかね、あと2、3回アガりたかったんでしょうけどね」と脱帽していた。
新加入の仲林圭（協会）、鈴木優（最高位戦）が先に登板を重ねており、なかなか巡って来なかった自身の出番。瑞原は勝利者インタビューで「なかなか出番がもらえなくて、ちょっといじけてたので、今日は結構、燃えながら出てきました」。身振り手振りを交えながら、上機嫌に試合を振り返る姿には、出番を待ちわびていたファンから「かわいい」の連呼が。
多くの声援を送ってくれたファンに向けて「各選手にトップが出始めて、いい感じに上昇しているのではないかと思います」と語りかけ、さらには「11月も頑張ります！」と可愛らしくプチガッツポーズ。サービスカットに悩殺されたファンからは改めて「うん、可愛すぎ」「可愛さMVP」「キュンです」と多くの反響が寄せられていた。
【第1試合結果】
1着 U-NEXT Pirates・瑞原明奈（最高位戦）7万3800点／＋93.8
2着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗（連盟）3万点／＋10.0
3着 EX風林火山・二階堂瑠美（連盟）2万点／▲20.0
4着 TEAM雷電・本田朋広（連盟）－2万3800点／▲83.8
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合（全188試合）。上位6チームがセミファイナルシリーズ（各20試合・全30試合）、さらに上位4位がファイナルシリーズ（16試合）に進出し、優勝を争う。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
