【プレミアリーグ】マンチェスター・シティ1-2ブレントフォード(日本時間11月12日/エティハド・スタジアム)
美しく強い、残像を描くその弾丸シュートは“まさにプレミア”な一撃だった。イングランド代表FWフィル・フォーデンがボックス内で放ったフィニッシュには解説・松原良香氏も思わず「これぞプレミア」と唸り、ファンも「ゴラッソすぎる」と驚嘆したのだった。
【映像】イングランド代表フォーデンのスーパーフィニッシュ
なにをもって「プレミアリーグらしい」と定義するかは人それぞれだろう。ただしこのゴラッソは文句なしに「これぞプレミア」と言いたくなる。ABEMAの解説・松原氏が「これぞプレミアリーグというゴールでしたね」と興奮を隠せなかったのもうなずける。
前半終了間際、アディショナルタイムのことだった。1点を追いかけるマンチェスター・シティは右CKを獲得。ベルギー代表のケヴィン・デ・ブライネが蹴り込んだクロスをニアで味方がわずかに軌道を変えると、ファーで待ち構えていたフォーデンがダイレクトで左足を振り抜いた。松原氏と実況・小林惇希氏が「うわー、きた!」「スーパーゴール!」「すごい」「これは驚きますね」と交互に口を開いた、まさにインパクト十分の一撃だった。
ボールが跳ね上がるタイミングを見極め、小さな振りで斜め上から被せるようなキック。松原氏が「流れてきたボールをハーフバウンドで抑えた、これぞプレミアリーグというゴールでしたね。抑えましたね!」と興奮気味に解説した、至高の技術が詰まっていた。
イングランド代表の次代を担う選手が決めたゴールには、ファンも熱狂。「うめぇ」「キタァァァァ」「ゴラッソすぎる」「すんごい」「うめぇぇ」「えぐい」「目の覚めるシュート」「なんだこの22歳」「イケメンすぎる」と賛辞の声は枚挙にいとまがなかった。
フォーデンの一発で同点に追いついたシティだったが、その後、試合終了間際に失点を許し、ホームで痛恨の今季2つ目の黒星を喫してしまう。とは言え、W杯開幕を前に、若きイングランド代表アタッカーが存在感を示したことだけはポジティブな結果だった。
(ABEMA/プレミアリーグ)