熱海富士、幕内デビュー戦はほろ苦いものに「『緊張してるよー!』って伝えたかった」元若乃花奮起を促す
【映像】緊張してる? 熱海富士の幕内デビュー戦

大相撲九州場所>◇初日◇13日◇福岡国際センター

 入門からわずか2年で新入幕を果たした前頭十五枚目・熱海富士(伊勢ヶ濱)の幕内デビュー戦はほろ苦いものとなった。

【映像】緊張してる? 熱海富士の幕内デビュー戦

 20歳のスピード出世を果たした熱海富士は人懐っこい笑顔で人気はうなぎ上り。静岡・熱海市出身でしこ名は地元に因んで名付けられたという。

 そんな熱海富士の幕内デビュー戦の相手は前頭十六枚目・平戸海(境川)。立ち合いが合わず、ややタイミングが遅れた熱海富士は、苦しい体勢となった。平戸海はこの隙を逃さず、上手く前に出ていき、最後は寄り切った。

 この取組を受け、ABEMAで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は、熱海富士の立ち合いについて「ちょっと下向き過ぎでしたね。頭を下げすぎて、気づくのが遅かったです」と指摘。続けて「平戸海が左からの肩透かしのような感じでいなしておいて、熱海富士の体勢が崩れたところを得意の左を入れたわけです」と勝因を分析していた。

 さらに花田氏は「(熱海富士は)完全に緊張していましたね。『緊張してるよー!』って伝えたかったくらいですよ(笑)。でもそれも仕方ないです」と伝え、「これから勉強していって欲しいですね」と明日以降の相撲に期待していた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)

【映像】緊張してる? 熱海富士の幕内デビュー戦
【映像】緊張してる? 熱海富士の幕内デビュー戦
【映像】緊張してる? 熱海富士の幕内デビュー戦