将棋の順位戦A級5回戦が11月14日に行われ、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)と広瀬章人八段(35)が対局中だ。広瀬八段の雁木模様の出だしから、激しい戦いへと進行。藤井竜王が優位に立ち、夜戦へと向かう。
今期から初の順位戦A級を戦う藤井竜王。これまでに3勝1敗で本局を迎えている。広瀬八段も同スコアで5回戦に臨んでおり、お互いに白星を挙げて後半戦に向かいたいところだ。藤井竜王が、今期A級で名人挑戦、さらに来春に行われる名人戦七番勝負で渡辺明名人(棋王、38)から奪取した場合、谷川浩司十七世名人(60)が保持する21歳2カ月の最年少名人の記録を更新することになるとあり、一局一局に大きな注目が集まっている。
現在、竜王戦七番勝負を戦う両者。舞台を順位戦A級に移し、シリーズではこれまでに現れていない「雁木」の戦型選択となった。互いに長考を重ね、激しい戦いへと進行。次々に攻めの手を繰り出す藤井竜王が抜け出し、夕食休憩時点では優位に立っている。終盤戦では、広瀬八段の反撃タイミングも注目ポイントだ。
持ち時間は各6時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
藤井聡太竜王 肉豆腐山椒弁当(糸こんにゃく)
広瀬章人八段 チキンきのこあんかけ弁当
【夕食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太竜王 2時間13分(消費3時間47分)
広瀬章人八段 2時間53分(消費3時間7分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)