<大相撲十一月場所>◇ニ日目◇14日◇福岡国際センター
十両筆頭・千代丸(九重)と前頭十六枚目・平戸海(境川)の一番で、千代丸が土俵際で敗れたと悟ったものの勝負が続き、平戸海にあらためて突き出される一幕があった。珍しい光景に、視聴者からも「え?え?え?」「なんだこれ」と困惑するコメントが相次いだ。
立ち合い両手を出して当たった千代丸。対する平戸海は落ち着いて受け止めると、左下手を取って低く押して寄りながら前進。その後、平戸海がすかさずいなすと、千代丸は勢い余って土俵際へ。この時、右足が土俵から出てしまった千代丸は、負けを悟ると残念そうな表情を浮かべて立ち尽くしていた。
しかし、千代丸の足に気づかなかったためか、行司は「のこった、のこった」と両力士に取組を続けるよう呼びかけた。すぐに動いた平戸海が突き出しを決めると、あらためて押された千代丸は驚いた表情を見せていた。勝った平戸海は2勝目。敗れた千代丸は1敗目を喫した。
取組を受けて、ABEMAで解説を務めた元小結・臥牙丸は「すごい良い相撲を取りましたね。前に出て前みつを取ろうとして、もろ差しになって」と、止まらずに攻め続けた平戸海を称賛。千代丸が負けを悟って肩を落としてから再び突き出されたシーンについては、「ここは2人とも終わったと思っていましたね(笑)」と苦笑いを浮かべていた。
決着がついたように見えた後、あらためて取組が続いた場面を受けて、視聴者からは「え?え?え?」「なんだこれ」「残ってない」「珍事」「ダメ押し」と困惑の声が続々と寄せられた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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