<大相撲十一月場所>◇五日目◇17日◇福岡・福岡国際センター
前頭十二枚目・琴恵光(佐渡ヶ嶽)と前頭十三枚目・王鵬(大嶽)の一番で、白熱した勝負の末、敗れた琴恵光が土俵際でくるりと高速回転する一幕があった。視聴者からは「こま回し」「ポイ投げ」といった声が寄せられた。
立ち合い前に出て圧力をかけた王鵬。対する琴恵光が喉を突いて押し返すと、両者は土俵中央へと戻ってまわしが取れないまま激しい攻防戦へ。すかさず王鵬が叩き込もうとするも、耐えた琴恵光がついていき、その後、土俵際でもつれあって両者が粘ると、館内からは大きな歓声が沸き起こった。だが最後は右四つに組み、王鵬が力強い突き落としを決めて4勝目の勝ち星を挙げた。2敗目を喫した琴恵光は、敗れた際に土俵際で素早く回転するように倒れていった。
取組終了後、ABEMAで解説を務めた元前頭・大岩戸は「(王鵬は)なかなか攻めていなかったですね。攻めている中にも、いつか叩いてやろうという感じに見えました。途中少し叩いて、それが相手に読まれてついてこられた」と厳しく指摘。「もっと手を伸ばして相手の顔面を突っ張るぐらいの荒々しい相撲を取って欲しい」と王鵬を激励していた。
白熱した一番に、視聴者からは「見応えあった」「攻防面白かった」と興奮気味の感想が寄せられたほか、敗れた際に高速で回転した琴恵光の姿に「駒w」「ぐるりん」「こま回し」「ポイ投げ」といったコメントも相次いでいた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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