一見、価値が高い手も、プロの見立ては極めて現実的だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」11月17日の第2試合。渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)が赤2枚の手を早々にベタオリ、この戦術に観る者が騒然となる一幕があった。
場面は東2局、多井は序盤から赤を2枚持ち、ピンズの一気通貫も見える手となっていた。しかしKONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)に中をポンされ、さらには使いにくいドラの9索を引くと、ここでベタオリを決断。出来メンツの三万を“ポイ”と手出しして、その後も手の内を壊し、安全な牌を貯め込んだ。
この選択に実況の日吉辰哉(連盟)は「なにー!?」とびっくり。解説の河野直也(最高位戦)も「この赤赤ヤメれる人います?」。その後に河野は「自分の手は高いけど、あくまでアガらないと高くないんで。『寿人さん、テンパイしてるでしょ?』」と、その思考を代弁した。
このプレーに視聴者も騒然。「たかちゃん!?」「早すぎない?」「間に合ってないってことか」「やってんな!」とコメントが多数寄せられた。実際、佐々木の手は6・9索の受けがあるイーシャンテン。多井が自己都合で打てばいずれかの牌が飛び出る形になっていた。
トッププロの見切りの早さに、実況・解説がびっくり、視聴者も様々な声を寄せたという一幕だった。なお、この局の結果はTEAM雷電・黒沢咲(連盟)がリーチでアガリをものにした。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
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