Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」11月18日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目はリーグ最下位に沈んだ昨年王者KADOKAWAサクラナイツ。エース内川幸太郎(連盟)が先発を務め、チームを襲う大不振からの脱出を狙う。
【中継】大和証券 Mリーグ 風林火山vsサクラナイツvsフェニックスvs Pirates
KADOKAWAサクラナイツは2019-20シーズンからMリーグ8チーム目として参戦すると、3年連続でファイナルシリーズ進出を果たし、昨期はついに初優勝。壁らしい壁にぶつかることなく順調に走り続けていた。今期もスムーズに開幕したかと思われたが、全選手にまさかの不振が訪れ、成績が急降下。ついに前日、赤坂ドリブンズに抜かれ最下位に転落した。ここはエース内川に託して浮上のきっかけを掴みたい。
セガサミーフェニックスもリーグ6位ながら、KADOKAWAサクラナイツとの差は約90ポイントで、1回のトップラスでひっくり返る程度。マイナス域にいる各チームからすれば、まずはプラス域に抜け出すのが目標となる。前回出場時、亡き母に贈る涙のトップとなった東城りお(連盟)は、今夜も笑顔と勝利を周囲に届ける。
リーグ5位のU-NEXT Piratesは開幕ダッシュに失敗したものの、じわじわと数字を戻してきた。ルーキー鈴木優(最高位戦)も開幕から1カ月半が経過し、雰囲気にも慣れてきたことだろう。好感が持たれるコメント、強気の麻雀など、まだまだ結果も人気も出ていい選手の一人だ。
現在、個人3位と好調なのがEX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)。チームのポイントで引っ張るだけでなく、Mリーグの選手・関係者に振る舞う「松ヶ瀬メシ」が幸運を招くとして、大きな話題になった。作っている本人ならば、さぞ運も溜め込んでいるだろうというもの。太い腕から迫力あるツモで相手を圧倒する。
【11月18日第1試合】
EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)個人3位 +166.2
KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)個人20位 ▲16.0
セガサミーフェニックス・東城りお(連盟)個人13位 +40.4
U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)個人19位 ▲9.2
【11月17日終了時点での成績】
1位 渋谷ABEMAS +408.3(28/94)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +146.2(28/94)
3位 EX風林火山 +13.8(26/94)
4位 TEAM雷電 ▲79.8(28/94)
5位 U-NEXT Pirates ▲80.2(26/94)
6位 セガサミーフェニックス ▲98.0(26/94)
7位 赤坂ドリブンズ ▲122.2(28/94)
8位 KADOKAWAサクラナイツ ▲188.1(26/94)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





