当落線上の男がカナダ戦で見せた可能性
「自分にマークがついている状況で、ひとつ内側の選手の背後は本当に空くし、一番マークがつきにくい。右、左のポジションに関係なく、今後も狙っていけば良いと思う。ディフェンダーがボールと選手を同時に見られない瞬間がサッカーにはあるので、そこはどんどん狙っていきたい」

【映像】日本、ジャイアントキリングを起こすか
柴崎岳(レガネス)の絶妙な縦パスに抜け出した相馬勇紀(名古屋グランパス)は飛び出した勢いのままに、浮き球のボールに触って少し方向を変えてカナダ代表GKボージャンを破った。もともと左右のサイドをこなせる相馬は、2019年のE-1選手権でも右サイドで起用されたが、名古屋グランパスでは3ー5ー2の左ウイングバックを担うなど、左側のアウトサイドでのプレーがほとんどだった。