プロ麻雀界の中でも非常に評価が高い選手が、今期から新たにMリーグに加わった。U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)は、チームリーダー小林剛(麻将連合)から「麻雀で意見が分かれても、仲林の話が一番説得力がある。一番変な意見を言わない」とお墨付きが出るほど。攻守のバランスがよく、ミスが少ないオーソドックススタイルの麻雀を打つが、卓を離れれば番組でカラオケを熱唱したり、コスプレをしてはしゃいだりと、完全なる「陽キャ」。今までのMリーグにはいなかったタイプだが、これまでの麻雀ファンからはゲスキャラとして認知されている。そんな仲林の実態に迫るべく、麻雀ニュース番組「熱闘!Mリーグ」が密着取材した。
早稲田大学を経て、一流企業・ソフトバンクに就職、営業マンでもあった仲林。コミュニケーション能力の高さは抜群だが、何せ卓上とのギャップが激しい。お笑い狙いのコスプレをしたかと思えば、自身の結婚式では新郎自ら、ももいろクローバーZを歌いながら全力で踊りまくった。気心知れた後輩と飲みに行けば次々といじられ、自身の離婚話すら笑いに変えてしまう。
そんな仲林が「ゲス」と呼ばれ始めたのは麻雀ニュースサイト「キンマweb」で、「仲林圭のゲスコラム」を連載したことがきっかけだ。「他の人は恥ずかしくて言えないような話を、僕はみんなが笑うからしゃべっちゃうんですよ」と、少し照れた。オフ期間に行われたドラフト会議の前にも、U-NEXT Piratesの関係者に、どうやったらチーム、さらにはMリーグを盛り上げられるか提案書を作って持ち込んだほどだ。
熱心で、かつ笑いにも全力な仲林。控室でも黙っていない。これまで大きな声を出すといえば渋谷ABEMASだったが、今では仲林が仲間の戦いを見ながら「お!ナイッスー!」「うわー!えらいこっちゃやでー!」と騒ぎまくっている。これを見ている小林は「(チームが)明るくなったのが一番。友だちになれないタイプなんじゃないかと思っていた(笑)。周囲に気を使って盛り上げてくれるタイプです」と目尻を下げた。
今期のMリーグも、もうすぐ2カ月を迎えるが、ゲスキャラとして入ってきた仲林の素顔を見た番組アシスタントの須田亜香里は「超いい人!」と絶賛。他の出演者からも次々と高評価のコメントが飛び出していた。
(ABEMA/熱闘!Mリーグより)





