<大相撲十一月場所>◇九日目◇21日◇福岡・福岡国際センター
前頭十二枚目・琴恵光(佐渡ヶ嶽)が前頭十五枚目・熱海富士(伊勢ヶ濱)を浴せ倒しで下した一番で、敗れた際に熱海富士の足が危険な方向に曲がりそうになる一幕があった。このヒヤリとするシーンに、視聴者からも「足が危なかった」「倒れ方こわい」といった声が寄せられた。
立ち合い手を出して当たった琴恵光。対する熱海富士は思い切って前に出ると、左の上手を引いて右四つの体勢へ。右下手でもまわしを掴み、その後、両者胸を合わせたがっぷり右四つで組み合っていく。熱海富士が優勢に見えたが、最後は右足が前に伸びてしまい、琴恵光が強烈な浴びせ倒しを決めて5勝目を挙げた。敗れた熱海富士は倒れる際に右足が危険な方向に曲がりそうになったが、取組後はすぐに起き上がると歩いて土俵下へと降りていった。熱海富士は6敗目。
取組を受けて、ABEMAで解説を務めた元前頭・若ノ城は「(熱海富士は)十分の形にはなったと思いますけどね、なかなか琴恵光もしぶとい」と指摘。続けて「しっかり差した方に寄っていかないと、思い切りまっすぐ出てもなかなか寄れないんですよ」と、熱海富士の取り口について敗因を分析した。
勝負が決する際の熱海富士の倒れ方には視聴者もヒヤリとしたようで、「足が危なかった」「倒れ方こわい」「一歩間違えるとひざと足首痛めるよね」「右足あぶない」といったコメントが相次いで寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?