「嫌だ！絶対に落ちたくない！」土俵際で粘る力士が思わず“空中遊泳”実況「すごい格好」「見た目なんて気にしている場合じゃない」

＜大相撲十一月場所＞◇十一日目◇23日◇福岡・福岡国際センター
　前頭十二枚目・琴恵光（佐渡ヶ嶽）が前頭十四枚目・一山本（放駒）を引っ掛けで下し、6勝5敗と白星を1つ先行させた。土俵際での逆転勝利となったが、最後はどちらが先に土俵を割るかという際どい勝負。なんとしても負けたくない、土俵から落ちたくないという琴恵光の執念が、思わぬ珍ポーズにつながることになった。
【映像】空中を泳ぐように粘った琴恵光
　立ち合いから一山本の突き押しに防戦一方になっていた琴恵光だが、俵に足がかかったところで一山本の左腕を掴むことに成功。そのままぐいっと引っ張り込むと、一山本の体も大きく流れ、最後は土俵際で両者、踏ん張り合いとなった。