将棋の第35期竜王戦七番勝負第5局は11月26日、広瀬章人八段(35)が前日に封じた69手目が開封され、午前9時に藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)の手番で2日目の対局が再開された。
初防衛に王手をかけている藤井竜王と、カド番の広瀬八段による大一番。本局は挑戦者の先手番で、第3局と同じ「相掛かり」の出だしとなった。リベンジを掲げて再び志向したとあり、ABEMAの中継に出演した佐々木慎七段(42)は「この戦型に対する自信と気迫を感じる」とコメント。広瀬八段が角を交換すると、藤井竜王が慎重に長考を重ねるなど、1日目から持ち時間を大量に消費。難解な中盤戦が繰り広げられている。
決着か、反撃か、大きな注目を集める本局のゆくえから目が離せない。持ち時間は各8時間。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)