将棋の藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)に広瀬章人八段(35)が挑戦する第35期竜王戦七番勝負第5局は11月26日、福岡県福津市の「宮地嶽神社」で2日目の対局が行われている。封じ手の開封から対局再開後、激しい展開に。昼食休憩時点での形勢は、わずかに藤井竜王がリードと見られている。
第2局から3連勝を飾り、初防衛に王手をかけている藤井竜王。対する挑戦者の広瀬八段は、開幕戦で白星を飾るも以降3連敗を喫し、本局ではカド番を迎えている。先手番の広瀬八段は、第3局と同じ「相掛かり」を志向。1日目は攻勢を強める挑戦者に、藤井竜王が長考を重ねてじっと対応した。
26日午前9時頃、2日目の対局が再開。前日に広瀬八段に封じた一手から、激しい展開に。昼食休憩時点で、ABEMAの「SHOGI AI」はわずかに藤井竜王側の数字を示しており、解説者の久保利明九段(47)は「流れを見ていると、藤井竜王の方がうまく行っているのかなという印象」とコメントしていた。
持ち時間は各8時間の2日制。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太竜王 旬のお寿司おまかせ握り、お茶
広瀬章人八段 玄界灘天然真鯛の鯛茶漬け、ホットコーヒー
【昼食休憩時の残り持ち時間】
▲広瀬章人八段 3時間6分(消費4時間54分)
△藤井聡太竜王 2時間4分(消費5時間56分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)