Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」11月28日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目はリーグ最下位に沈んだ赤坂ドリブンズの村上淳(最高位戦)。一時チームで連対が続き、あっという間に最下位脱出を決めたが、直近で連敗したためまたも急降下。再び最下位脱出への糸口を掴めるか。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvsサクラナイツvs麻雀格闘倶楽部vs雷電
昨期ファイナルシリーズ行きを逃し、今期もファイナルに残れなければチーム構成が変更される赤坂ドリブンズ。まずはレギュラーシーズンから上位に入り、気分よくシーズンを過ごしたいところだったが、今期は苦戦。最下位にいる時間が長くなっている。今期未勝利の村上も、そろそろ初トップを取ってチームを救いたい。
調子が上がらないのはKONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)も同様。こちらもトップがなく7戦して0・1・3・3と逆連対が実に6戦と苦しい。チーム自体は3位と好調なだけに、早いうちに復調しておきたいところ。逆に滝沢まで調子が上向けば、一気に首位奪還へと加速がつく。
KADOKAWAサクラナイツの堀慎吾(協会)も本調子ではない。8戦してトップ2回、2着2回はいいものの、ラス4回はちょっと波が激しい。爆発的に勝つというよりも競り合いに強いという印象も強い選手だからこそ、4回のラスは「悲しいです」の一言に尽きる。今期3度目の「うれしいです」は、鬱憤を晴らすほど声を張りたい。
4選手の中でもっとも好調なのがTEAM雷電・本田朋広(連盟)。チームメイトの先輩たちに背中を押されるように9戦に出場し、堂々のトップ4回を獲得。大きくマイナスした昨期よりも間違いなくのびのび打てている。チームもマイナスポイントながら4位にはつけており、プラス域に戻してがっちりと上位を定位置にできるか。
【11月28日第1試合】
赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)個人27 ▲164.9
KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)個人19位 ▲39.0
KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)個人29位 ▲180.2
TEAM雷電・本田朋広(連盟)個人8位 +109.2
【11月25日終了時点での成績】
1位 渋谷ABEMAS +459.2(32/94)
2位 EX風林火山 +248.5(32/94)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +66.3(32/94)
4位 TEAM雷電 ▲93.4(32/94)
5位 U-NEXT Pirates ▲101.5(32/94)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲102.2(32/94)
7位 セガサミーフェニックス ▲158.6(32/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲318.3(32/94)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





