Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」12月1日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は個人成績で2位のU-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)と、個人3位の渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)の好調選手対決。トップを取ればもれなく個人首位に立つ状況で、どちらが結果を出すか。
【中継】大和証券 Mリーグ 風林火山vsサクラナイツvsABEMAS vsPirates
瑞原は昨期MVPに輝き、Mリーグを代表する選手の一人になった。オフ期間には各種メディアからの取材も相次ぎ、知名度もアップ。テレビ出演なども増えたが、それも全ては麻雀で結果がもたらしたもの。全国のママを麻雀で勇気づける存在になるべく、2年連続VPに向けて、全く揺らぐ様子は見せない。
松本は年々力をつけ、もう気軽に「若手」と呼べないほどのたくましさを身につけた。人柄のよさと、卓上で見せる鋭い視線のギャップに萌えるファンも多い。周囲もその実力は認めるものになったが、あとはMVPなど、はっきりとした結果が出れば選手としての箔もつく。
一気に成績を伸ばしてきたのは、EX風林火山の二階堂亜樹(連盟)。開幕からラスが続き大きく凹んだ状態もあったが、直近では個人3連勝。あっという間にマイナスポイントも残りわずかというところまできた。本来は守備型の選手だが、勢いに乗れば持って生まれた天運も追い風になり打点も自然と高くなる。プラス域復活も時間の問題だ。
苦労しながらも成績をまとめているのはKADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)。大崩れしないあたりも、チーム最年長の柱として頼もしさもある。とはいえチームはポイントゲッター堀慎吾(協会)の不調もありリーグ5位と苦戦中。ここはアグレッシブにトップを取りに行き、雰囲気をがらりと変えたい。
【12月1日第1試合】
EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)個人17位 ▲2.1
KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)個人19位 ▲22.0
渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)個人3位 +173.4
U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)個人2位 +182.9
【11月29日終了時点での成績】
1位 渋谷ABEMAS +473.2(34/94)
2位 EX風林火山 +247.2(34/94)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +61.6(34/94)
4位 TEAM雷電 ▲84.9(34/94)
5位 KADOKAWAサクラナイツ ▲101.3(34/94)
6位 セガサミーフェニックス ▲105.8(34/94)
7位 U-NEXT Pirates ▲167.0(34/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲323.0(34/94)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





