その心中やいかに。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」12月1日の第1試合。人気女流、U-NEXT Pirates・瑞原明奈（最高位戦）の表情に対して実況と解説が意見をかわし、視聴者も盛り上がる一幕があった。
話題のシーンは東3局2本場、好配牌を迎えた瑞原。しかしこれが中盤に差し掛かってもツモが効かない。その様子に実況の日吉辰哉（連盟）は「あ！怒ってませんか？」と解説の河野直也（最高位戦）に水を向けると、河野は「怒ってないですよ。前にも言ったじゃないですか、こういうものなんです麻雀は。しょうがないんですよ」と諭すように説明した。「僕はもう東くらいでイライラします」と日吉が食い下がると、河野は「早い、3巡目じゃないですか」とすぐさまツッコミ。
その後も瑞原は、リャンメン払いは裏目を引き、どうにもツモが効かずに表情は曇る一方。日吉はなおも「怒ってます！」と繰り返すが、河野は「悲しんでます」と意見が真っ二つに割れていた。
視聴者からも「いやこれはおこですね」「キレてないです」「オコ？w」「ぷんぷんだぞー」など、その表情に隠された心境を推し量り、多くのコメントが投げかけられた。
麻雀を打っていれば、誰でも遭遇する無駄ツモばかりの時間。イライラしているのか、それとも達観しているか。人気女流がなんとも言えない表情を浮かべ、その可愛らしさや心境に対して多くの声が集まったというシーンだった。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合（全188試合）。上位6チームがセミファイナルシリーズ（各20試合・全30試合）、さらに上位4位がファイナルシリーズ（16試合）に進出し、優勝を争う。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
