将棋の第35期竜王戦七番勝負は12月2日、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)と広瀬章人八段(35)が鹿児島県指宿市の「指宿白水館」で第6局の対局を行っている。本局は藤井竜王の先手番。注目の戦型は「角換わり腰掛け銀」となった。
【動画】藤井竜王VS広瀬八段、第6局戦型は「角換わり腰掛け銀」に
藤井竜王が3勝、広瀬八段が2勝で迎える第6局。藤井竜王の初防衛を決めるか、前局でカド番を1つしのいだ広瀬八段が連勝で巻き返すか。ともに絶対に負けられない思いが激突する本局は、挑戦者の藤井竜王の先手番で、シリーズ4度目となる「角換わり腰掛け銀」の出だしとなった。
前回の第5局は既に防衛に王手をかけていた藤井竜王が決めるかと思われたが、広瀬八段が押し込まれていた中盤から盛り返して逆転。これまで5回の七番勝負を経験している藤井竜王は初めて2敗目を喫し、第6局に臨んでいる。互いに準備充分か、比較的早いペースで昼食休憩までに60手まで進行した。
本格的な戦いに向けて、両者がどのような構想を描いているか、大きな注目と期待が寄せられている。持ち時間は各8時間の2日制。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太竜王 黒豚カツカレー(サラダ、福神漬け)
広瀬章人八段 鹿児島黒牛膳
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太竜王 6時間11分(消費1時間49分)
広瀬章人八段 6時間58分(消費1時間2分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)