Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」12月2日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は、今期まだ勝利のない赤坂ドリブンズ・丸山奏子(最高位戦)。経験、実績十分の対戦者が揃う中、大盛り上がりのサッカー日本代表にあやかり、ジャイアントキリングを果たせるか。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvs麻雀格闘倶楽部vsフェニックスvs雷電
年々、確実に力をつけている丸山だが、さらなる期待を背負った今期は、自身初戦でいきなり大きなラスを引かされて歯車が狂ったのか、5戦して0・1・1・3とトップなし。マイナスポイントも200を超え、個人成績もブービーまで落ち込んだ。ただ腕が縮こまっても何もいいことはない。強大な敵に向かって、強気に戦うだけだ。
同じ最高位戦プロ麻雀協会の女流雀士であるセガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)。独特の感性を持ち「天才」と呼ばれる打ち筋は、多くの雀士が憧れもしつつ、なかなか真似できないところ。ツボにはまった時の打点の高さはMリーグ屈指。今期は9万点まで積み上げたことがあるが、さらに上を目指せるか。
後輩雀士からすれば偉大な壁の一人なのが、TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)。数々のタイトルを獲得したベテランが、今期はゼロからスタートすると宣言しているから、若手からすれば怖いところ。あと少し運が上向けばプラス域にも復帰し、いよいよ闘神の完全復活となる。
先輩だろうと後輩だろうと容赦なく叩きのめすのがKONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)。後輩から尊敬する雀士として名前を出されることも多く、下剋上を狙ってきた雀士を、ことごとく返り討ちにもしてきた。“魔王”の異名がつく男は、そう簡単には倒せない。
【12月2日第1試合】
赤坂ドリブンズ・丸山奏子(最高位戦)個人31位 ▲200.8
KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)個人9位 +106.9
セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)個人21位 ▲45.5
TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)個人20位 ▲40.4
【12月1日終了時点での成績】
1位 渋谷ABEMAS +561.2(36/94)
2位 EX風林火山 +202.3(36/94)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +61.6(34/94)
4位 TEAM雷電 ▲84.9(34/94)
5位 セガサミーフェニックス ▲105.8(34/94)
6位 U-NEXT Pirates ▲115.6(36/94)
7位 KADOKAWAサクラナイツ ▲195.8(36/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲323.0(34/94)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





