新しい景色は見られるか 本田朋広、トップ獲得なら個人首位浮上のチャンス/麻雀・Mリーグ
【映像】ABEMAでみる

 Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」12月6日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目はTEAM雷電・本田朋広(連盟)。チームの勝ち頭だが、この試合でトップを取れば、いよいよ個人首位浮上の可能性もある。

【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvs風林火山vs雷電vsPirates

 昨年と今年の本田は、まるで別人だ。昨期は自らチームプレーを意識し過ぎるあまり、打てる牌も打てなくなったため、腕が縮こまってしまった。結果、高打点飛び交うMリーグの麻雀に対応できないまま大きなマイナスを抱えた。今期はいい意味でわがままに打てていることが好結果につながっている。大きめのトップを取れば、個人首位という本田にとって新しい景色が見えてくる。

 U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)は、今期から新たにMリーグに参戦したが、その世界にもすっかり慣れた。優しい人柄と強気の麻雀というギャップは、すぐにファンの心を掴んだ。ただしポイント状況は▲74.2と「圧倒的に勝つ」ことを目指すチームにとっては、まだまだ物足りない。攻めに攻めまくって、一気に完済するぐらいの大勝が見たい。

 チームがリーグ最下位に沈む赤坂ドリブンズは、なかなか視界が開けてこない。村上淳(最高位戦)も最善は尽くしているものの、ここ一番の勝負どころでの不運もあり、まだ勝利がない。期待値を追うチームカラーではあるが、長そうで短いMリーグのシーズンで確率は収束しない。この状況でどんなところに活路を見出すか。

 EX風林火山は2人の男性選手が絶好調ということもあってか、200ポイントを超えるプラスでリーグ3位。あとは二階堂姉妹の調子が上がれば盤石だ。先発する二階堂亜樹(連盟)も、序盤に大きく凹んだ分はほぼ回収。ここからはポイントをさらに伸ばしていきたい時期だ。チーム最多の11戦目、瑠美スマイルが仲間にもファンにも最高のプレゼントだ。

【12月6日第1試合】

赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)個人29位 ▲177.0
EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)個人16位 ▲20.2
TEAM雷電・本田朋広(連盟)個人4位 +167.2
U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)個人22位 ▲74.2

【12月5日終了時点での成績】

1位 渋谷ABEMAS +516.5(38/94)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +264.9(38/94)
3位 EX風林火山 +202.3(36/94)
4位 U-NEXT Pirates ▲115.6(36/94)
5位 KADOKAWAサクラナイツ ▲124.8(38/94)
6位 TEAM雷電 ▲142.7(36/94)
7位 セガサミーフェニックス ▲207.7(38/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲392.9(36/94)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvs風林火山vs雷電vsPirates
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvs風林火山vs雷電vsPirates
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvs風林火山vs雷電vsPirates

新しい景色は見られるか 本田朋広、トップ獲得なら個人首位浮上のチャンス/麻雀・Mリーグ

Mリーグ 配信情報まとめ
Mリーグ 配信情報まとめ