試合中に何度も行われる点棒の受け渡し。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」12月6日の第1試合では、その最中に発せられた、とある選手のひと言に解説や実況、ファンが大ウケする一幕があった。当試合は起家からEX風林火山・二階堂亜樹(連盟)、赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)、U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)、TEAM雷電・本田朋広(連盟)の並びでスタート。東1局では亜樹と村上、東1局1本場では亜樹がリーチするも、他の選手が巧みに回避し、いずれもテンパイ流局となった。
そんな中で迎えた東1局2本場では、7巡目に鈴木優がリーチ。ただ、これも成就せずに1人テンパイで流局を迎えると、ここで村上がポツリとつぶやいた。「あれ、どうしよう。これ切っちゃうと(1000点棒が)なくなっちゃうな」。どうやら供託が増え過ぎたことで、どの選手も手持ちの1000点棒が少なくなった模様。このひと言に鈴木優や亜樹が思わず表情を崩すと、同じタイミングでファンから「かわいい」「ワロタ」「珍しい」「こういうやり取り好き」「ほんわか雰囲気www」「麻雀あるある」などとコメントが殺到した。
村上はリーチを多用するスタイルから、「リーチ超人」の異名を取る。それだけに、このやり取りには解説を務めた渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)も「俺のリーチ棒がなくなるなぁ」などと勝手にアテレコ。一方で、「次の親番は絶対にリーチしたいですからねぇ」と笑った実況の松嶋桃(協会)と共に、基本的に箱には1000点棒を1本残すことがマナーである点についても言及した。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)







