将棋の順位戦A級は12月7日、稲葉陽八段(34)と菅井竜也八段(30)が6回戦の対局を行っている。互いに慎重に持ち時間を使い、本格的に開戦。現在の形勢はほぼ互角とみられており、夜戦を経てどちらが勝ち星を掴むか、注目が集まっている。
本局は稲葉八段の先手番で、後手の菅井八段が「四間飛車」に。相穴熊に組み、持久戦に備えていた。細かな駆け引きののち、菅井八段から仕掛けていよいよ開戦。互いに3勝2敗の同星で本局を迎えており、挑戦権争いに名を連ねるためには何としてでも勝星を挙げたい重要な一戦となっている。
夕食休憩時点で、ABEMAの「SHOGI AI」はほぼ互角を表示。互いに手の内を知り尽くした同門・兄弟弟子対決を制するのはどちらか。夜戦に向けて、一層の緊張感と注目度が高まっている。
持ち時間は6時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
稲葉陽八段 肉なん定食(うどん)
菅井竜也八段 天とじ丼
【夕食休憩時の残り持ち時間】
稲葉陽八段 2時間48分(消費3時間12分)
菅井竜也八段 2時間35分(消費3時間25分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)