これまで聞いたことがない音だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」12月8日の第2試合で、TEAM雷電・黒沢咲(連盟)が赤5筒を切った際、実況の日吉辰哉(連盟)が発した擬音に、視聴者から反響が寄せられた。
場面は南1局1本場、わずか5巡でテンパイした黒沢だが、待ちは二万単騎とあってダマテンに。八万を引いて亜リャンメンの五・八万へ待ち替え、789の三色同順への変化もにらみ、さらにダマテンを続行した。
その後、セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)がドラの8索をポンして場に緊張が走る。その後、黒沢は赤5筒を引き、これもまた単騎待ちになってしまうためツモ切り。この際に日吉が「ずわーん!」と擬音を発し、ファンからは「ずわーんw」「何その効果音」「なぞのSEw」「日吉やっぱおもろいわw」と多数の反響が寄せられた。
ドラポンの魚谷に通っていない5筒、それも赤を切ったことで、その重みを表現した「ずわーん!」。麻雀界に新たな擬音が誕生、これにファンが沸いたという印象的なシーンだった。なおこの局は終盤に黒沢が五・八万のままリーチをかけたものの、赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)への放銃で終わっている。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)