広瀬章人八段 対 石田直裕五段“北海道対決”制するのは 勝者は午後2時から二次予選決勝/将棋・朝日杯
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 将棋の朝日杯将棋オープン戦二次予選が12月9日に行われ、広瀬章人八段(35)と石田直裕五段(34)が午前10時から対局を開始した。勝者は、同時刻に行われている千田翔太七段(28)と小山怜央アマの勝者と、午後2時から本戦出場をかけて対戦する。

【中継】朝日杯 二次予選 広瀬八段-石田五段

 広瀬八段は、2005年4月に四段昇段。竜王戦2組(1組以上:3期)、順位戦A級(A級:9期)。タイトルは竜王、王位でそれぞれ1期、棋戦優勝は新人王戦で1回ある。先日まで行われていた竜王戦七番勝負では、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)と対戦。2勝を挙げたものの2勝4敗で敗れ、タイトル奪取とはならなかった。それでも今年度は7割近い勝率を残しており、若手の台頭の著しい中、しっかりと存在感を示している棋士の一人だ。

 石田五段は2012年10月に四段昇段。竜王戦5組、順位戦C級2組。加古川青流戦で1回、優勝経験がある。将棋の普及活動に熱心な棋士として知られ、同じ北海道出身の広瀬八段らと、2020年に新設された北海道研修会の幹事も務めている。

 持ち時間は各40分で、振り駒の結果、先手は広瀬八段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。

◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。藤井聡太竜王が3回優勝したことでも知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)