日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグの第10節A卓が12月12日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、猿川真寿が卓内トップを取った。
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前節までにトータル2位につけていた猿川は、上位2人までの昇級争いで大事な節になったが、1回戦でラスを引いたことで、暫定順位は4位に転落。ただ、ここから粘り返して残り3戦は2着、3着、トップとプラスを積み重ねて、終わってみれば卓内トップに。トータルでも、最終節を前に暫定首位に浮上した。
9期ぶりのA1復帰に王手をかけた猿川は「こんなに１年間長かったかなと感じる。ポイント状況どうなるか分からないですけど、昇級目指します」と、闘志を秘めていた。
【試合結果】
1位 猿川真寿 ＋16.0
2位 井出康平 ＋11.0
3位 柴田吉和 ▲2.7
4位 三浦智博 ▲24.3
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A～Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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