Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」12月15日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は2週間ぶりの出場となるEX風林火山・二階堂瑠美（連盟）。先日、妹の二階堂亜樹（連盟）が苦しいラスを押し付けられたばかり。妹の分を取り返すべく、長年一緒に戦ってきた姉が、強い心で卓に向かう。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvs風林火山vsサクラナイツvs麻雀格闘倶楽部
二階堂姉妹は10代の頃から麻雀の世界に飛び込み、「二階堂姉妹」として長年、麻雀界のアイドル的存在として活躍してきた。その人気は現在も健在で、肩の力が抜けたYouTubeチャンネルもファンの楽しみになっている。Mリーグで姉妹がコンビを組むのは今年で2年目だが、姉・瑠美からすれば満足する結果は出せていない。妹がラスを引いた直後だからこそ、トップでポイントを挽回したい。
現在の人気女流のトップクラスに数えられるのがKADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳（連盟）。モデル、タレントとしても活躍しているが、雀力が着実に向上していることから、麻雀ファンからの評価も年々高まっている。痺れる場面で手が震えるようなこともなくなり、勝負根性も備わってきた。トップを取れば、ついに3ケタプラスにも到達する。
人気雀士を指折り数える際、KOANMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典（連盟）の名は外せない。スマートな打ち筋で勝ち抜いてく様は、まさに若手のお手本。インタビュー時にはにかむ笑顔で、ファンを次々に虜にしていくことでも有名だ。今期は成績が低迷し、笑顔のインタビューの数が少ないのは寂しいところ。今夜こそ、最高のファンサービスを届けたい。
今後さらに人気が出てきそうなのが赤坂ドリブンズ・丸山奏子（最高位戦）。Mリーグ入りを契機に露出も飛躍的に増え、現在はチームメイトであり先輩でもある村上淳（最高位戦）とYouTubeチャンネルでコンテンツ配信もしている。むしろMリーグでのプレーぶりが、プロ雀士・丸山としての生命線だけに、まずは今期初トップを飾って、さらに存在感を示したい。
【12月15日第1試合】
赤坂ドリブンズ・丸山奏子（最高位戦）個人29位 ▲213.2
EX風林火山・二階堂瑠美（連盟）個人27位 ▲155.3
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳（連盟）個人11位 ＋80.1
KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典（連盟）個人28位 ▲164.5
【12月13日終了時点での成績】
1位 渋谷ABEMAS ＋541.0（42/94）
2位 EX風林火山 ＋182.2（42/94）
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ＋119.2（42/94）
4位 U-NEXT Pirates ▲5.2（42/94）
5位 KADOKAWAサクラナイツ ▲105.7（42/94）
6位 TEAM雷電 ▲128.4（42/94）
7位 セガサミーフェニックス ▲277.8（42/94）
8位 赤坂ドリブンズ ▲325.3（42/94）
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合（全188試合）。上位6チームがセミファイナルシリーズ（各20試合・全30試合）、さらに上位4位がファイナルシリーズ（16試合）に進出し、優勝を争う。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
