Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」12月19日の第1試合に出場する4選手を発表した。今期のMリーグも年内最終週を迎え、94試合に渡るレギュラーシーズンも、まもなく折り返し地点を迎える。第1試合の4選手は、全員個人成績がマイナス域。今年の借りを返せるのは、誰か。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvs風林火山vsサクラナイツvs雷電
とにかくまずは1勝を挙げたいのが、赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)。前回は、逆転トップまであと一歩と迫る2着を取り、ようやく光が差し込んだ。不運さえ続かなければ、上位トップ10はおろかトップ5に入っていても不思議ではない選手だけに、とにかく突破口となる今期初勝利を年内に手にしたい。
▲63.0のEX風林火山・二階堂瑠美(連盟)も前回出場時に大きなトップを取って、だいぶ盛り返してきた。独創的で伸びやかな麻雀が特徴で、今期は9戦して3・0・2・4。勝か負けるかがはっきりしている。無理筋に見える手順でも、おもしろいように決まる時も珍しくない。自由奔放な麻雀ほど、トップクラスの打ち手たちの間で手強いものはない。
今期から参戦のKADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)も、開幕当初こそ苦しんだものの、しっかりと帳尻を合わせてきているのは、さすがタイトル経験もある実力者。この試合でトップを取れば、いよいよプラス域への復帰が見える。今期4勝目を飾り、YouTubeチャンネルでも勝利の宴を開けるか。
TEAM雷電からは黒沢咲(連盟)が出場する。チームでは本田朋広(連盟)が個人トップの大活躍だが、黒沢を含む先輩3人は苦戦中。本田について「ともくん」と支える黒沢だが、そろそろ成績面でも一緒に活躍し、雷電ファミリー全体としての勢いを、さらに活性化させれば、チームのプラス復帰も見える。
【12月19日第1試合】
赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)個人31位 ▲244.5
EX風林火山・二階堂瑠美(連盟)個人22位 ▲63.0
KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)個人20位 ▲42.6
TEAM雷電・黒沢咲(連盟)個人17位 ▲22.3
【12月16日終了時点での成績】
1位 渋谷ABEMAS +453.4(44/94)
2位 EX風林火山 +209.6(44/94)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +159.0(44/94)
4位 U-NEXT Pirates +95.7(44/94)
5位 TEAM雷電 ▲44.3(44/94)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲189.9(44/94)
7位 赤坂ドリブンズ ▲308.3(44/94)
8位 セガサミーフェニックス ▲375.2(44/94)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





