元気印・日向藍子が復帰戦 チームに笑顔と勝利のプレゼントできるか/麻雀・Mリーグ
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 Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」12月20日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は体調不良から復帰を果たした渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)。チームのムードメーカーが、笑顔と勝利を仲間のもとに持って帰れるか。

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 4選手が全員プラスと安定感抜群の渋谷ABEMASだが、今期の日向は秀逸。全32選手のうち唯一ラスなしで、少ないチャンスをものにし、リスクを徹底的に回避する麻雀に徹していることが好成績につながっている。少々のブランクも、経験は十分だけに卓についてルーティンのお辞儀をすれば、気持ちも落ち着くことだろう。

 逆に気持ちを奮い立たせたいのはマイナス域にいる他の3選手。KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)は、今期10戦してまだトップがない。未勝利の選手は滝沢を含め3人で、昨期初めて「越年トップ」が1人出たことを考えれば、不調者に厳しいシーズンになっている。年内未勝利か1勝かは気分的に大違い。11度目の正直なるか。

 セガサミーフェニックスのエース魚谷侑未(連盟)はチーム最多の13戦に出場しつつ、2勝でトータルもマイナス。チームも最下位に沈むだけに、責任も痛感していることだろう。麻雀そのものはバランス感覚に優れており、あまり大きく崩れるタイプでもない。気分も一新するトップが取れれば、自然と結果もついてくるだろう。

 かつて魚谷の師匠であったU-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)だが、魚谷の2勝は鈴木優との直接対決で生まれている。鈴木優からすれば、いくらMリーグでは先輩であって、これ以上直接やられるわけにもいかない。「戦闘民族」とも称される攻撃麻雀で、リーグ3位まで浮上したチームに、さらなる追い風を当てたい。

【12月20日第1試合】

KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)個人28位 ▲188.7
渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)個人9位 +121.5
セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)個人26位 ▲131.7
U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)個人21位 ▲72.3

【12月19日終了時点での成績】

1位 渋谷ABEMAS +453.4(44/94)
2位 EX風林火山 +251.5(46/94)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +159.0(44/94)
4位 U-NEXT Pirates +95.7(44/94)
5位 TEAM雷電 +23.1(46/94)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲288.8(46/94)
7位 赤坂ドリブンズ ▲318.7(46/94)
8位 セガサミーフェニックス ▲375.2(44/94)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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