将棋の藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)は12月23日、佐藤天彦九段(34)と順位戦A級6回戦の対局を行っている。矢倉の出しからじっくりとした戦いが繰り広げられており、夕食休憩時点での形勢はほぼ互角と見られている。
A級在籍10人の総当たり戦で渡辺明名人(棋王、38)への挑戦者を決めるリーグ戦は、後半戦に突入。初参戦の藤井竜王は、現時点までに4勝1敗で暫定首位に立っている。藤井竜王が挑戦権を獲得、さらには名人位奪取となった場合は、谷川浩司十七世名人が保持する21歳2カ月の史上最年少名人獲得記録を更新するとあり、一局一局の対戦に大きな注目が集まっている。
本局は、棋王戦挑戦者決定二番勝負を争う佐藤九段との対戦。矢倉の出だしとなった一戦は、互いに長考を重ねてじっくりとした戦いが繰り広げられている。現時点でABEMAの「SHOGI AI」はほぼ互角を表示。夜戦に向けて、どのような構想が描かれるか。目の離せない展開となっている。
持ち時間は各6時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
藤井聡太竜王・佐藤天彦九段 日替わり弁当(ぶり照り焼き、鶏甘酢あんかけ、豚ねぎみそ焼きなど)
【夕食休憩時の残り持ち時間】
▲佐藤天彦九段 2時間46分(消費3時間14分)
△藤井聡太竜王 2時間17分(消費3時間43分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)