新スタイルも板に付き、KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり（連盟）の快進撃が止まらない。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」12月23日の第1試合は高宮が自身連勝となるトップ。仲間との研鑽を経て戦うたびに強くなる高宮に、試合中そして勝利者インタビューでは多くのエールが寄せられた。
この試合は東家から高宮、セガサミーフェニックス・魚谷侑未（連盟）、赤坂ドリブンズ・園田賢（最高位戦）、EX風林火山・松ヶ瀬隆弥（RMU）の並びで開始した。前回12月15日の登板では裸単騎もいとわぬ積極的な攻めを展開、全力ボディアタックで快勝した高宮。この日も開局から攻めに攻めた。東1局はあいさつ代わりのリーチで5800点を園田からロン。その後も前向きに攻め、加点を続ける。
東2局2本場は仕掛けて發・ホンイツの5200点（＋600点、供託2000点）、東4局では三・六・九万の3面張をきっちりダマテンに構えると、これを魚谷からロン、平和・赤・ドラ2の8000点を入手し、持ち点は5万点に迫った。リーチして良し、仕掛けて良し。時には息を潜め、したたかなダマテンを決める。多彩な攻めを展開し、高宮は逃げ切りトップで自身2連勝、個人成績は4位に浮上した。
迷いのない攻めが好成績につながる。勝利者インタビューでは「すごくうまくいっているという感じなんですけど、去年までだったら『ツイてた』と言いたいところなんですけど、練習とか、付き合ってくれている仲間たちもいるので。皆さんの応援に感謝したいと思います」と語り、決してその日の勝ち運だけではなく、日々の研鑽、そして仲間の支えあっての勝利であることを感謝と共に伝えた。
これで今年は打ち納め、短い休養期間に入る。「年末なんですけど、皆さん体調気を付けて、引き続き新しい年も見守っていただけたら嬉しいなと思います」とファンに語り掛け、ファンからは「まりしゃんナイストップ」「高宮サンタトップありがとうございます！！！最高のプレゼントです」「いやだ！まだ観たい！」「はい、まりしゃんしか勝たん」と声援が多数寄せられた。
チームのためにもっと強くなりたい、その思いで新スタイルに挑戦、見事に結果を出した前半戦。誰もが認めるチームの主力として、後半戦でも高宮にはポイントゲッターとして期待がかかる。
【第1試合結果】
1着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり（連盟）4万9500点／＋69.5
2着 EX風林火山・松ヶ瀬隆弥（RMU）2万3400点／＋3.4
3着 赤坂ドリブンズ・園田賢（最高位戦）1万5800点／▲24.2
4着 セガサミーフェニックス・魚谷侑未（連盟）1万1300点／▲48.7
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合（全188試合）。上位6チームがセミファイナルシリーズ（各20試合・全30試合）、さらに上位4位がファイナルシリーズ（16試合）に進出し、優勝を争う。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
