お正月開催のMリーグ、アガリは景気良く行きましょう。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」1月2日の第2試合。TEAM雷電・黒沢咲(連盟)が自らの“鳴かない”スタイルを貫き、誰もが驚く倍満ツモ。年明けの試合でド派手なアガリを決めた“セレブ”に、放送席も騒然となった。
東2局3本場、TEAM雷電・黒沢咲(連盟)は早々にドラ8索が対子となるチャンス。普段から“鳴かない”スタイルで高打点を目指す黒沢は、対子の中が打たれても2枚ともスルー。これに実況の日吉辰哉(連盟)は「1枚目から鳴く人が多そうですもんね、ドラドラで」。解説の土田浩翔(最高位戦)は「半分くらいの人が1枚目から鳴きますね。ポンしたらアガってたじゃないと後から検証して言われても(黒沢からすれば)『それがどうした』という話なんですよね」と説明した。
その後、黒沢は2索と8索のシャンポン待ちでテンパイすると即リーチ。リーチ・ツモ・タンヤオ・ドラ2・裏ドラ3の1万6000点(+900点)をゲットした。アガリの瞬間、日吉は「裏3だー!」と絶叫。ファンも「つよ!」「やばすぎるw」「出たよw」とびっくりだ。
中を鳴いてアガるだけなら4000点のアガリ。メンゼンで勝負をかけたからこそ手にした裏ドラ3枚の倍満だ。まさにセレブ、ド派手なアガリに日吉は「うさぎ年なのに跳ねない女は黒沢咲!1000.2000を4000.8000にする!今年は4倍返しの黒沢咲、これです!中対子落としの真骨頂出ましたね!」と絶叫。土田も「これですよね」と脱帽していた。
ファンの余韻も冷めることなく、その後も「ウサギを超えていった!」「やばすぎw」「いや これ上がれるの黒沢だけだわ」「お年玉すぎるなセレブ」と驚きの声が多数寄せられていた。
なおこの試合は黒沢がこのアガリでペースを掴み、終始ライバルを圧倒。大量リードで守りに入ることなく攻め続け、堂々のトップを手にしている。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)