真剣勝負の中で、時折、選手が見せる素の表情。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」1月3日の第2試合でも、そんな表情にファンが大ウケする一幕があった。
主演はMリーガー1年目のKADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)だ。場面は自身が親の東2局、南家の渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)が5巡目でリーチをかけると、西家のKONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)も8巡目で応戦。早い仕掛けを受けながらも順調に手を進める渋川は、その直後に高目で一盃口が付く変則三面張でテンパイさせた。「うわっ、追い付いた」。解説の石橋伸洋(最高位戦)が絶叫するも、ここで渋川が手に取った牌は高宮の当たり牌である七万。河に捨てた刹那、無情にも「ロン」が宣言されると、一発放銃の渋川は開いた口が塞がらず、ただただ呆然と卓を見つめ続けた。
この表情がカメラに抜かれると、コメント欄は「渋の表情よw」「口あけっぱなし」「顔おもろ」「びっくりしてる」「しぶかわいい」「口あんぐりw」「ええ顔するわ」「渋ナイスリアクション」「エンターテイナー」などと大渋滞。中には「これはかわいそう」「キツすぎやろ」といった同情投稿もあり、実況の松嶋桃(協会)からも「素晴らしい攻めでしたが…」とフォローが入るほどの悲劇だった。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)







