侍ジャパン・栗山英樹監督、WBC開幕まであと2カ月で一部メンバー発表「多くの選手に声をかけさせていただきました」大谷、ダルビッシュら豪華投手陣は「全員が柱」
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 野球日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督が1月6日、記者会見に応じ、3月に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について、第一次メンバーを発表。「多くの選手に声をかけさせていただきました」と説明した。第6回となるWBCは2017年以来6年ぶりの開催。侍ジャパンは2009年の第2回大会以来、14年ぶり3度目の優勝を目指す。WBC開幕まで約2カ月と迫ったが、栗山監督は第一次メンバーを発表。メンバーは最終的に30人が選ばれる。

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 昨年11月には強化試合で指揮した栗山監督は、その後に大谷、さらにはパドレスのダルビッシュ有投手など、日本ハム監督時代に一緒に戦った選手たちにも声をかけ、両者とも了承。この他、昨シーズンからカブスに入団した鈴木誠也外野手、さらに今季からレッドソックスに入団が決まった吉田正尚外野手など、日本人メジャーリーガーが続々と参戦を表明している。NPBからも日本人最多の56本塁打を放ったヤクルト村上宗隆内野手、2年連続で沢村賞を獲得したオリックス山本由伸投手なども入り、大会前から史上最強のチームが完成すると言われている。

 抱負を聞かれた栗山監督は「世界一に近いチームはどういうものか考えてきました。今回はメジャーリーグで活躍する素晴らしい選手が出場する。先輩が作ってくれた日本の野球がどこまで通用するのか。日本の野球をやりきって勝ちたいと思います」と語った。日米で豪華な先発投手が揃うことが予想される中、大谷の起用法について質問が飛ぶと「大谷もダルビッシュも、所属する球団への確認が必要。先発の柱というよりも全員が柱。信頼できる素晴らしいピッチャーが集まってくれている。日本の野球はしっかり守って我満します」と語った。

 発表されたメンバーは以下のとおり。

 源田壮亮西武)、牧秀悟(DeNA)、近藤健介(ソフトバンク)、甲斐拓也(ソフトバンク)、ダルビッシュ有(パドレス)、戸郷翔征(巨人)、佐々木朗希(ロッテ)、大谷翔平(エンゼルス)、山本由伸(オリックス)、今永昇太(DeNA)、鈴木誠也(カブス)、村上宗隆(ヤクルト)

(『ABEMA NEWS』より)

【映像】会見に臨む大谷翔平
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【映像】メンバー発表する栗山英樹監督
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