大相撲一月場所>◇初日◇8日◇東京・両国国技館

 2023年の大相撲は横綱不在で幕を開けた。初場所は125年ぶりの1横綱1大関となるはずだったが、照ノ富士(伊勢ケ浜)の休場により、大関・貴景勝(常盤山)が出場力士で番付最高位という異例の事態となった。

 結びの一番で貴景勝は、小結・若元春(荒汐)相手に危なげない相撲を見せ、押し出しで下した。取組を受け、ABEMAで解説を務めていた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「大関は立ち合い、両手を付いて腰を落として、良いですね。その後も大関はしっかり当たっていましたけど、若元春は表面だけ当たっていた感じでした」と貴景勝の状態の良さを説いていた。

 先場所、12勝3敗で初優勝を飾った前頭三枚目・阿炎(錣山)は、小結・琴ノ若(佐渡ヶ嶽)を突き出しで下し初日。大関から陥落した関脇・正代(時津風)は、同じく大関経験者の前頭二枚目・御嶽海(出羽海)に寄り切りで敗れ黒星スタートとなった。正代は10勝以上で大関復帰となるが、厳しい出だしとなった。

 なお、大相撲初場所は初日、満員御礼の垂れ幕が下りた。観客上限は通常の約91%に当たる1日約9700人。マスク着用に限り、声を出しての応援も認められる。視聴者からは「館内に熱気が戻ってきた」といった声が寄せられていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)

大相撲LIVE 初場所(幕内)2日目
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