将棋の順位戦B級1組11回戦は1月12日、羽生善治九段(52)と千田翔太七段(28)が対局中だ。後手の羽生九段が横歩取りに誘導し、ペースを握っていると見られている。夜戦で勝利を掴むのはどちらか。
現在、王将戦七番勝負で藤井聡太王将(竜王、王位、叡王、棋聖、20)に挑戦中の羽生九段。戦法選択に注目が集まっていたが、本局では後手番で多数登場している横歩取りの出だしとなった。対する千田七段は青野流で対抗と積極策を選び、序盤から激しい戦いとなった。
昼食休憩明けからは、互いにたっぷりと持ち時間を投入。すぐに終盤戦へ突入しかねない展開とあり、両者とも慎重に読みを入れていた。後手横歩取りで高勝率を誇る羽生九段とあり、本局でもペースを掴み、ABEMAの「SHOGI AI」もやや後手寄りの数値を示している。
ABEMAの中継に出演した佐藤和俊七段(44)は「時間の使い方を見ても、千田七段は本線で指したかった手ではないかもしれない」とコメント。終盤戦では先手がどこから攻めていくかも見どころとなる。
持ち時間は6時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
羽生善治九段 ヒレカツ定食
千田翔太七段 かけそば
【夕食休憩時の残り持ち時間】
▲千田翔太七段 2時間20分(消費3時間40分)
△羽生善治九段 2時間22分(消費3時間38分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)
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