Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」1月13日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は個人首位を走るTEAM雷電・本田朋広(連盟)。ここまで+380.4と2位を100ポイント以上離しているが、あと約20ポイント稼げば+400ポイントの大台に到達。1つの大きな壁を乗り越えるか。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvsABEMAS vs雷電vsPirates
今期の本田はやること全てが成功すると言っていいほどの絶好調ぶり。果敢に前に出て失点をしても被害は少なく、大きな得点を手にするケースが多い。チーム戦であることを意識し過ぎた昨年よりも、のびのびとした麻雀が好結果につながっている。チームもここでトップが取れれば、リーグ3位まで浮上が見えるだけに、本田の結果次第でさらに強い追い風が吹く。
TEAM雷電から強烈な追い上げを食らっているのがリーグ3位の渋谷ABEMAS。レギュラーシーズンの前半戦は、ほとんどの時間を首位で過ごしていたが、2ランクダウンし、TEAM雷電もすぐ後ろに迫っている。松本吉弘(協会)の個人ポイントもじりじりと減っているが、流れをがらりと変えるには、個人首位・本田を倒してのトップこそが、最も士気が上がる。
この2チームを追いかけるようにリーグ5位にいるのがU-NEXT Pirates。瑞原明奈(最高位戦)が唯一のプラスという状況ながら、他の3選手もなんとか踏ん張り、チームトータルではプラス域にいる。攻撃的な麻雀が持ち味の鈴木優(最高位戦)は、惜しい勝負が続いているだけに、なんとか個人3勝目を挙げてチームに貢献したいところだ。
リーグ最下位に沈むチームをなんとか引っ張ろうとしているのが赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)。この試合で全選手最多の19試合目を数える。鳴きを駆使して手数で勝負するタイプの雀士だが、どれだけ試合に出てもその引き出しの多さに、ファンは驚くばかり。今夜見せるのは、攻撃魔法か、それとも守備魔法か。
【1月13日第1試合】
赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)個人8位 +95.9
渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)個人9位 +60.0
TEAM雷電・本田朋広(連盟)個人1位 +380.4
U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)個人24位 ▲89.8
【1月12日終了時点での成績】
1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +337.2(56/94)
2位 EX風林火山 +308.2(56/94)
3位 渋谷ABEMAS +212.7(54/94)
4位 TEAM雷電 +188.2(54/94)
5位 U-NEXT Pirates +33.1(54/94)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲192.0(56/94)
7位 セガサミーフェニックス ▲401.4(56/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲486.0(54/94)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





