前回覇者・菅井竜也八段が登場 本戦1回戦で山崎隆之八段と激突 勝者は午後2時からもう一局/将棋・朝日杯
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 将棋の朝日杯将棋オープン戦は1月14日、本戦トーナメントが開幕した。愛知県名古屋市の「名古屋国際会議場」で行われる1回戦で、山崎隆之八段(41)と前回覇者の菅井竜也八段(30)が午前10時から対局を開始した。勝者は午後2時からベスト4入りをかけて2回戦を戦う。

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 山崎八段は1998年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組:11期)、順位戦B級1組(A級:1期)。タイトル経験はないが棋戦優勝は8回を数え、タイトル戦昇格前の第1期叡王戦で優勝経験を持つ。自由奔放、独特な指し回しの居飛車党で、少々の不利からの逆転勝ちも多いことから「ちょいワル逆転術」との呼び名もある。今大会では、二次予選で矢倉規広七段(48)、出口若武六段(27)を破って本戦進出を決めた。今年度の成績は18勝16敗で、勝率は0.5294。

 菅井八段は2010年4月に四段昇段。竜王戦2組、A級(A級:3期)。タイトル獲得は王位1期。棋戦優勝は通算4回で、昨年度朝日杯将棋オープン戦決勝で同門の兄弟子・稲葉陽八段(34)を破り初優勝を飾った。振り飛車党の絶対的エース棋士として知られ、トップクラスの人気と実力を誇る。今年度の成績は19勝9敗で、勝率は0.6785。2連覇に向けて視界は良好だ。

 両者の対戦は過去に12局あり、ともに6勝6敗。直近の対戦は2021年12月の叡王戦八段戦3回戦で、山崎八段が3連勝中だ。本局を制し、午後2時からの準々決勝に進出するのはどちらか。持ち時間は各40分で、振り駒の結果、先手は菅井八段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。

◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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