不運な展開に、思わず感情が滲み出た。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」1月16日の第1試合。連続失点となり切なげな表情を浮かべたKONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)にファンから反響が寄せられた。
ここまで個人3連勝中、個人成績で2位、女性選手ではトップの成績を誇る高宮。4連勝にも大きな期待がかかる試合だが、東1局は渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)にリーチをかけられ、自身も役牌の西、そして發を仕掛けた勝負手で応戦するものの、善戦むなしく倍満をツモられてしまう。
さらに東2局は2・5・8筒待ちと絶好の手牌で先制リーチをかけるも、またも日向に4000点をツモられ、チャンスを逸してしまう。日向は5・8筒待ち、ツモられた牌は悔しさ倍増の赤5筒だ。開かれた手牌を見て、高宮は思わず切なげな表情を浮かべ、これにファンからは「これは心折れる」「まりちゃん悲しそう」「これはクラっと来るやつ」とコメントが寄せられた。
実況の日吉辰哉(連盟)は「高宮の顔がちょっと歪みましたよ!『やるわねあなた、私今3連勝中なんですけど。倍満ツモって私のアガリ牌5筒までツモって許せない!』」とこのリアクションに注目、元同僚で解説を務めていた藤崎智(連盟)は「僕だったらしょんぼりする」と、怒りより切なさが見て取れる高宮の気持ちに寄り添っていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)







