Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」1月17日の第1試合に出場する4選手を発表した。この日は、現在のリーグ6位から8位までの3チームが戦うという顔合わせ。上位6チームまでのセミファイナルシリーズ進出に向けて、残り40試合を切り、徐々に厳しさ・激しさが増しそうだ。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvs風林火山vsサクラナイツvsフェニックス
リーグ6位のKADOKAWAサクラナイツの先発は内川幸太郎(連盟)。チームリーダーとして奮闘したいところだが、現在は個人25位と数字が伸び悩んでいる。直近では役満・四暗刻を3度もテンパイしており、あと1牌が引けていれば見えている景色もだいぶ変わっていたことだろう。またしても役満チャンスは訪れ、4度目の正直となるか。
リーグ7位のセガサミーフェニックスからも、不調のエース魚谷侑未(連盟)が出る。MVPも獲得したことがある実力者だが、現在は個人29位まで順位を落とした。自身のスランプというよりも、好調者の勢いに押されるという展開が目立つ。どんどんと前に出てくる相手に対して、真正面からぶつかり合うか、かわしの手を選択するか。
リーグ最下位の赤坂ドリブンズの先発は鈴木たろう(最高位戦)。チームのマイナスポイントは500近くまで膨らみ、苦しい時間がまたも長くなっている。4選手中2選手が今期未勝利という状況であれば、現在の位置もやむを得ないが、いかに早く上位6位までを争う舞台に戻れるかがポイントだ。
3チームを横目にリーグ2位と好調なのがEX風林火山。先発の松ヶ瀬隆弥(RMU)も前回出場時にトップを取り、個人7位にランクインしている。誰かが少し数字を落としても、別の選手が数字を戻すという循環が生まれており、チーム状態は良好。ポイントがある時こそ、さらに松ヶ瀬も積極的に攻めに体重をかけられる。
【1月17日第1試合】
赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)個人19位 ▲37.0
EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)個人7位 +150.5
KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)個人25位 ▲97.3
セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)個人29位 ▲182.4
【1月16日終了時点での成績】
1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +353.6(58/94)
2位 EX風林火山 +308.2(56/94)
3位 渋谷ABEMAS +212.7(58/94)
4位 TEAM雷電 +137.7(58/94)
5位 U-NEXT Pirates +76.4(58/94)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲192.0(56/94)
7位 セガサミーフェニックス ▲401.4(56/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲495.2(56/94)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





